
説明
ボックス1: アイテムモデルグループ
品目モデル グループには、品目の受領および発行時に品目がどのように制御および処理されるかを決定する設定が含まれています。また、品目の消費量がどのように計算されるかを決定します。この手順では FIFO を選択します。
注: 物理的な値を含めるオプションを使用した FIFO
品目モデル グループ ページで品目の [現物価格を含める] チェック ボックスが選択されている場合、システムは現物受領トランザクションと財務受領トランザクションの両方を使用して、移動平均原価を計算します。該当する場合は、物理的に更新された出庫トランザクションも調整されます。FIFO 在庫モデルを使用する在庫決算では、財務的に更新されたトランザクションに対してのみ決済が行われます。次の図は、これらのトランザクションを示しています。
1a. 数量 1 の在庫現物受領書 (1 個あたりの原価は 10.00 USD)。
1b. 数量 1 の在庫財務受領書 (1 個あたり 10.00 USD の費用)。
2a. 数量 1 の在庫現物受領書を、1 個あたり 20.00 USD の原価で受け取ります。
2b. 数量 1 の在庫財務受領書 (1 個あたり 22.00 USD の原価) ボックス 2: 階層別の棚卸 棚卸仕訳帳を使用すると、品目または品目グループに登録されている現在の手持ち在庫を修正し、実際の実地棚卸を転記して、差異を調整するために必要な調整を行うことができます。棚卸ポリシーを棚卸グループに関連付けると、さまざまな特性を持つ品目をグループ化して、それらの品目を棚卸仕訳帳に含めることができます。
参照:
https://docs.microsoft.com/en-us/dynamics365/supply-chain/cost-management/fifo-physical-value-marking
https://docs.microsoft.com/en-us/dynamics365/supply-chain/inventory/inventory-journals