B. ロール階層のセールス エンジニアとそのマネージャーも、これらのレコードにアクセスできます。(The sales engineers and their managers in the role hierarchy will also have access to these records.)

解説
このシナリオでは、Salesforceの共有設定に関する2つの重要なルールが関係しています。

共有ルールの機能:

共有ルールは、組織の共有設定（この場合は「非公開」）の例外を作成し、指定したユーザーグループ（この場合は公開グループ）にレコードへのアクセス権を付与します。

したがって、公開グループに含まれている「特定のセールス エンジニア」は、共有ルールの条件に一致する商談レコードにアクセスできるようになります。これが直接的な効果です。

ロール階層によるアクセス権の継承:

Salesforceの共有ルールには、「階層を使用したアクセス許可 (Grant Access Using Hierarchies)」という設定があります。これはデフォルトで有効になっています。

この設定が有効な場合、共有ルールによってアクセス権を付与されたユーザーの上位ロール（つまり、マネージャーやさらにその上の役職）のユーザーも、同じアクセス権を自動的に継承します。

したがって、共有ルールの直接的な結果としてセールスエンジニアがアクセス権を得て、さらにロール階層の仕組みによってそのマネージャーもアクセス権を得ることになります。

なぜ他の選択肢が不適切か
A. パブリック グループのセールス エンジニアと同じ役割階層にある他のセールス エンジニアも、これらのレコードにアクセスできます。

これは誤りです。共有ルールは「公開グループ」に対して設定されています。たとえ同じロールに所属していても、その公開グループのメンバーでなければ、この共有ルールによるアクセス権は付与されません。アクセス権はロールではなく、グループのメンバーシップに基づいています。

C. 公開グループにセールス エンジニアがいるマネージャの部下も、これらのレコードにアクセスできます。

これも誤りです。ロール階層によるアクセス権の継承は、下から上へ（部下から上司へ）と機能します。上から下へ（上司から部下へ）や、同僚間（同じマネージャーの部下同士）でアクセス権が自動的に共有されることはありません。...

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