CRM Analytics 管理者は、ダッシュボードとデータセットを開発者サンドボックスからフルサンドボックスにデプロイする作業を行っています。変更セットを介してデータセットをデプロイし、ダッシュボードの JSON を手動でコピーしてターゲット組織に貼り付けました。しかし、ターゲット環境では条件付き書式とウィジェット固有の数値形式が失われていることに気付きました。
この問題の原因は何ですか?
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正解は C. Analytics Dashboard XMD はデプロイメント パッケージの一部として含まれていませんでした。 です。
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✅ 解説
CRM Analytics の 条件付き書式 や ウィジェット固有の数値形式（たとえば色付きの値や通貨表示など）は、ダッシュボード XMD（Dashboard XMD） に格納されます。これは WaveXmd メタデータとして管理されており、変更セットや ANT、Metadata API を使って明示的にデプロイしないと移行されませんturn0search5turn0search10。
単にダッシュボード JSON をコピー＆ペーストしただけでは、Dashboard XMD は移行されず、条件付き書式などが失われます。
レシピやデータセット XMD を含めていても、ダッシュボードの Metadata を含めていなければ、その表示設定は復元されませんturn0search14turn0search9。
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🔍 他の選択肢との比較
A. Analytics Dataset XMD が含まれていない
→ Dataset XMD はデータセットのフィールド表示や色付け、形式設定を制御しますが、今回失われたのはダッシュボード側の書式設定です。
B. レシピも含める必要がある
→ レシピや Dataflow がなくても、データセットとダッシュボードの設定（XMD）が含まれていれば書式設定は移行可能です。今回の問題はDashboard XMD の欠落によるものです。
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📋 まとめ表
項目 説明
Dashboard XMD ダッシュボードの条件付き書式・数値形式・色指定などを保管するメタデータ
デプロイ必要なメタタイプ WaveXmd（Dashboard XMD）
不足した場合の影響 条件付き書式や数値表示形式がターゲット環境で適用されない
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✅ 結論
ダッシュボードの条件付き書式などを失わずに展開するためには、ダッシュボード XMD（WaveXmd）を必ずデプロイパッケージ（変更セットや Metadata API 経由）に含めることが必要です。
したがって、今回のケースは C（Analytics Dashboard XMD の未含有） が原因です。