説明/参照:
Explanation:
必要に応じて設定を変更するには、ルータCでglbp 10 priority 200コマンドを設定します。ゲートウェイロードバランシングプロトコル(GLBP)ゲートウェイプライオリティは、各GLBPゲートウェイが果たす役割と、AVGが失敗した場合の動作を決定します。与えられたシナリオでは、ルータAはアクティブな仮想ゲートウェイとして使用されます。 LANトポロジのAVGに障害が発生した場合は、どのバックアップ仮想ゲートウェイが引き継ぐべきかを決定するための選択プロセスが行われます。ルータCでこのコマンドを設定すると、ルータAがAVGとして失敗したときにルータCが選択されます。
設定が変更されれば、それはshow runコマンドが下記に示されているように出力を検査することによって確認することができます:

上記の出力では、glpb priority 200コマンドがルータCのgigabitEthernet0 / 0インターフェイスに適用されていると判断できます。
デフォルトの優先順位100が適用されている場合、優先順位の出力に行は表示されません。ルータBはデフォルト設定で設定されているので、優先順位はデフォルトレベルの100に設定されます。
設定を変更するためにルータBでglbp 10 preemptコマンドやルータCでglbp 10 preemptコマンドを使用することはできません。このコマンドをルータで使用して、プリエンプションを有効にします。
現在のAVGよりも優先度が高い場合、プリエンプションにより、AVGであった仮想ルーターがオンラインに戻ったときにアクティブな仮想ルーターとしての役割を果たすことができます。また、新しいルータのAVGが高い場合、優先順位の高い新しいルータが現在のAVGからAVGの役割を果たすようにすることもできます。
設定を変更するには、ルータBでglbp 10 priority 200コマンドを使用しないでください。ルータBでこのコマンドを実行するとルータCよりも高い優先順位で設定されるため、ルータBをルータCではなくAVRとして選択する必要がある場合は、このコマンドを実行します。
目的:
インフラサービス
副目標:
ファーストホップ冗長プロトコルの設定と確認
参考文献:
Cisco> Home>販売中止およびサポート終了製品> Cisco IOSソフトウェアリリース> 12.2T>製品資料>ホワイトペーパー> GLBP - ゲートウェイロードバランシングプロトコルCisco> Cisco IOS IPアプリケーションサービスコマンドリファレンス> glbp priority