説明 Oracle Data Guardの実装には、2つのDBシステムが必要です。1つはプライマリ・データベースを含み、もう1つはスタンバイ・データベースを含みます。仮想マシンのDBシステム・データベースに対してOracle Data Guardを有効にすると、スタンバイ・データベースを備えた新しいDBシステムが作成され、プライマリ・データベースに関連付けられます。ベアメタルDBシステムの場合、Oracle Data Guardを有効にする前に、スタンバイとして使用するデータベースを備えたDBシステムがすでに存在している必要があります。 要件の詳細は次のとおりです。 -両方のDBシステムが同じコンパートメントにある必要があります。 -DBシステムは同じ形状タイプである必要があります(たとえば、プライマリデータベースの形状が仮想マシンである場合、スタンバイデータベースの形状は他の仮想マシンの形状にすることができます)。 -プライマリデータベースとスタンバイデータベースが異なるリージョンにある場合は、データベースごとに仮想クラウドネットワーク(VCN)をピアリングする必要があります。 -Oracle Data Guardアソシエーション内の両方のDBシステムのサブネットのセキュリティ・リストの入力および出力ルールを構成して、TCPトラフィックが該当するポート間を移動できるようにします。作成するルールがステートフル(デフォルト)であることを確認してください。