説明/参照:
Explanation:
ライトウェイトディレクトリアクセスプロトコルは、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを介して分散ディレクトリ情報サービスにアクセスし、それを維持する、ベンダーに依存しないオープンな業界標準のアプリケーションプロトコルです。ディレクトリサービスは、ネットワークを通じてユーザー、システム、ネットワーク、サービス、およびアプリケーションに関する情報を共有できるようにすることで、イントラネットおよびインターネットアプリケーションを開発する上で重要な役割を果たします。例として、ディレクトリサービスは、組織の電子メールディレクトリなどの階層構造を持つ、組織化されたレコードセットを提供することがあります。同様に、電話帳は、アドレスと電話番号を持つ加入者のリストです。
エントリは、LDAPデータ交換フォーマット(LDIF)(LDAP自体はバイナリプロトコル)で表される場合、次のようになります。
dn:cn = John Doe、dc = example、dc = com
cn:John Doe
givenName:ジョン
sn:Doe
telephoneNumber:+1 888 555 6789
telephoneNumber:+1 888 555 1232
mail:
[email protected]manager:cn = Barbara Doe、dc = example、dc = com
objectClass:inetOrgPerson
objectClass:organizationalPerson
objectClass:person
objectClass:top
"dn"はエントリの識別名です。属性でもエントリの一部でもありません。 "cn = John Doe"はエントリのRDN(相対識別名)で、 "dc = example、dc = com"は親エントリのDNです( "dc"は "Domain Component"を表します)。他の行はエントリの属性を示しています。属性名は通常、共通名の場合は「cn」、ドメインコンポーネントの場合は「dc」、電子メールアドレスの場合は「mail」、姓の場合は「sn」などのニーモニック文字列です。